これから電通大の情報・ネットワーク工学専攻を受験する人へ

大学院というのは「この先生のところで研究したい」という明確な目的に従って入学してくるものであって、「どこでもいいから入学できればいいや」というものではありません。大学院に入りたいなら、事前に自分が学びたいと考えている教員と面談し、入学後の研究室配属について合意しておくのが普通です。

山﨑研は特に厳しくしています。卒研配属ですら面談を必須としています。学外の、これまで見たことも聞いたことも無い学生が突然やってきて、今日から研究室に入れろと言われても、はいそうですかと簡単に受け入れるわけには行きません。

しかしながら、本学の大学院入試の規定では、制度上一度も面談しなくても配属されてしまう可能性があります。規定は変更できないので、山﨑研では以下のようなローカルルールを定義します。

  1. 配属学生を1群と2群に分けます。
  2. 1群は、従来通り面談を行い配属に関して双方が合意した学生の集合です。
  3. 2群は、面談もせず私の合意もないまま配属されてしまった学生の集合です。

1群の学生には、従来通りうちでできる最高レベルの教育研究を行います。年1回の国際会議発表が義務で、目標は英語論文執筆です。それができるような指導をします。費用は全て研究室で出しますし、給料を支払うことも可能です。

一方、2群の学生にはもっとマイルドな指導をします。現時点で2群の学生は0人なので、もし本当に学生が来たときに実際にどうするかは来てから考えますが、本物の研究というよりは教育を目的とした調査研究を主体とし、学会発表には届かないレベルにするつもりです。本学ではこういう教育をしている研究室の方が多いと思います。

簡単に言うと、うちでやりたいという学生と、うちでなくてもいいという学生を、同列に扱うことはしない、ということです。同列に扱ったら、前者に対する造反行為ですから。

2群の学生は未来永劫0人であり続けたいと思います。ちょっとでもうちに来る可能性があるなら、あらかじめ面談しておいてください。

以上です。

山﨑 匡
2017年7月26日