受賞報告

片倉さんが学生表彰、市村さんが目黒会賞をそれぞれ受賞しました!

卒論・修論発表会

無事終了しました。

2/3 修論発表会
片倉央揮 時間経過表現のための大脳基底核-小脳連携モデルの実装
市村大輔 ヒト筋骨格系モデルによる二足歩行パラメータの獲得手法の開発

2/9 卒論発表会
古荘航 ネコスケール人工小脳におけるシナプス可塑性の実装

ポスト「京」ポスドク募集のお知らせ

[2017年3月1日] 募集は終了しました。

これまで水面下で個人的に連絡を取ったり知り合いのつてを辿ったりしていましたが、公募することにしました。このページを見に来ていただいてありがとうございます。

ポスト「京」萌芽的課題4「思考を実現する神経回路機構の解明と人工知能への応用」の「脳のビッグデータ解析、全脳シミュレーションと脳型人工知能アーキテクチャ」 (研究代表: 銅谷賢治先生)

というプロジェクトに参加しています。私の担当は言うまでもなく小脳ですが、特にこのプロジェクトでは、別のグループが構築している大脳モデルと我々の小脳モデルを繋ぐ大脳小脳連関を、「京」ならびにポスト「京」で実現することを目標としています。

プロジェクトは2020年3月まで3年間です。職場は電通大 (東京都調布市)で、電通大の特任研究員になります。給与は大学の規定に従いますが、計画書の書類上は700万円計上してあります。エフォートは要相談。こういうことを書いていいのかどうか非常に不明ですが、博士号を取ったけど職が見つからなかったので当座のつなぎ、でもまあいいんじゃないかと思います。

仕事の内容は大脳小脳連関なので、ざっくり

  1. 大脳と小脳がどのようにして結合しているのか、大量の論文をサーベイして実装可能な青写真を作る。
  2. その青写真にもとづいて、実際に実装する。

に分けられるかなと思います。両方できれば最高ですが、サーベイができるならその青写真に従って私が実装しますし、実装ができるならサーベイは私が。役割分担しましょう。

そんなにピュアな神経科学は狙っていません。プロジェクトの半分は神経科学ですが、もう半分はAIの人達で構成されていますし、新学術の「脳科学とAI」と一緒にやっていますので、まあ、本物の神経科学をベースにした全脳アーキテクチャ研究、くらいに捉えていただいてもいいかと。

興味がありましたら、とりあえずご連絡下さい。連絡先は、

search17@numericalbrain.org

です。現時点では履歴書や推薦書は不要です(もちろん送って下さってもかまいません。確認後こちらで責任を持って破棄しますし、目的外の利用はしないことをお約束します)。あなたのウェブサイトのURL、ResearchGate, Google Scholar, Twitter, GitHubのアカウントなど、あなたのことがわかるものなら何でも教えて下さい。拝見します。

よろしくお願い致します。

山﨑 匡

ゆく年くる年2016

今年もこの季節になりました。去年の今日は睡蓮のローカルメモリと戦っていた記憶が。そして今年は菖蒲の論文の査読結果と戦っている最中。

今年のハイライト:

  • 初めて人を雇って研究させることになった。
  • 「ぼくのかんがえたさいきょうのポスドク部屋」を作った。床をはがすところからスタート。
  • NEDOプロ受託研究は順調に進行中。来年1月のステージゲートに向けラストスパート。
  • ポスト「京」萌芽研究も無事採択。「京」コンピュータを使えるようになった。
  • Shoubuを使ってネコ小脳リアルタイムシミュレーションができた。色んな人との繋がりができた。
  • テニュアトラック最終審査終了。審査結果はオールA、学術院代議員会でも全員一致で合格。
  • 論文は2本採択、2本投稿中(両方ともこのタイミングで査読が返ってきた)、1本まもなく投稿。
  • 総務省の脳情報AIの委員に就任。霞ヶ関詣をすることになった。
  • 国プロ2つ抱えたらとにかく事務書類が多い!スポンサーからの依頼はともかく学内から要求される書類が多すぎる。

倉重さんと岩田さんに来てもらったのは今年の4月からなのでまだ9ヶ月しか経ってないのに、なんかずいぶん昔のことのような気がする。テニュアトラック最終審査は重要なイベントだったはずだけど国プロ2つが重すぎて完全に記憶の彼方。色々と緊張したなあ今年。

来年の目標:

  • NEDOプロのステージゲートを突破して後半3年間のプロジェクトをスタートさせる。
  • ポスト「京」萌芽研究も成果をあげて中間審査を乗り切る。
  • ポスドクをあと2人増やす。
  • 学外とか海外から人を入れたい。
  • Rpeak 1PFくらいのスパコンが欲しい。
  • 教育のデューティーが増えるけど頑張る。
  • 論文を全部通す。
  • 大学院生とポスドク全員に海外発表をさせる。GTCとCNSとSCとSfNとNIPSとCosyne!
  • 今度こそSCに行く。
  • 今度こそポスドク部屋にソファを導入する。

いい人を集めて色々札束で殴ってもっと強い研究室を作りたいと思います。

居室の掃除も終わったので年越しの準備ができました。来年も盛りだくさんでお送りします。

第2回オープンキャンパス

11/27に調布祭と連動したオープンキャンパスにて、研究室公開を行いました。高校2年生がたくさん来てくれて、とても良かったです。是非本学へ。そしてもし縁があれば是非うちへ。

Neuroscience 2016 @ San Diego

片倉さんと市村さんがポスター発表をしました。

片倉さんのは想定外に大盛況で、コアタイムどころかずっとポスターに張り付かざるをえない感じでした。

市村さんのはほどほどのお客さんと、各種お申し出&ご相談があり、今後の研究が大幅に進化できそうでした。

日本神経回路学会 優秀研究賞

研究員の倉重さんが著者に加わっている研究

草野利樹,倉重宏樹,南部功夫,守口善也,花川隆,和田安弘,大須理英子
一次運動野における特定の運動実行に関連した安静時脳活動中の神経表現
NC2014-101(2015年3月)

が平成28年度日本神経回路学会 優秀研究賞を受賞しました!おめでとうございます!

脳型計算雑談会

山﨑が発表しました。どうもありがとうございました。

今日の質問で、「トップダウンとボトムアップのそれぞれの中身はしらなくても、インタフェースだけ揃えておけばいいのではないか」というものがありうまく答えられませんでしたが、例えば「トップダウンとボトムアップ」を「理論と実験」で置き換えると、インタフェースを定義すること自体が不可能だということがわかります。なぜなら実験家と理論家は違う言語を話すので。ですので、インタフェースではなく通訳が必要で、その通訳になるためには両方を知っている必要がある、と考えます。

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